先日釣り好きの従甥を連れて、妻の生まれ故郷である瀬戸内海の弓削島に行ってきました。行きは東京駅からサンライズ出雲いう寝台列車に乗って岡山まで行き、そこから在来線に乗って尾道へ。
ここからは島を横断するためバスでの移動、最近は島と島を結ぶ橋が増えて来たため、弓削島の手前の因島まではバスで移動することが可能になりました。因島の外れにある港からはフェリー(小さい)で弓削島へ。
昔この辺りの映画で、学生が船で学校へ通う姿を見てカルチャーショックを受けたことがありました。その衝撃は映画男はつらいよで、とらさんが旅をしている風景を見て、日本にこんな生活をしているところがあるんだ、自分には一生縁がない世界だろうな、でも一度行ってみたいなと思う感覚に近いものがありました。
実際に島に行ってみると、幼い頃なんとなく「一度行ってみたいな」と思った映画のセットのような風景の中に自分がいることがとても不思議に感じました。良い意味で田舎なこの風景、小さな島々独特の町並みやスケール感など大切に残していって欲しいと思います。
ちなみに、弓削島がどのくらい田舎だというと、田舎を調査するTVの番組の所さんのダーツの旅で紹介されていました。通行人として父も取材をされたのですがカットされていました、残念。(妻の知り合いや近所の方はTVに出ていました。)
また、所さんの番組では紹介がありませんでしたが、島には信号がありません。もちろん電車もなく、おもな交通手段はバスになり、手をあげるとどこでも止まってもらえるそうです。ほかにも田舎っぷりは沢山ありますが、最近この環境が麻痺してきたのかすぐに思いつかなくなってきました。
島に到着後は、少し休憩し散歩に行きました。ノビ部長とじいたんは嬉しくて泳ぎすぎてしまい、午後はぐっすり寝ていました。
明日は楽しい船釣りです。
弓削島の旅 ②へ つづく
寝台列車に乗ると楽しい弓削島へ行けることがわかる賢いノビ部長と最後まで何もわからないじーたん。
古い町並みが残る尾道、一度ゆっくり歩いてみたいと思います。レインボーブリッジから見える景色も素晴らしいですが、晴れ晴れとした空、瀬戸内海に浮かぶ島々はまるで美しい絵画のようです。
泳ぎ上手なじいたんと必死に泳ぐノビ部長、水の中では立場が逆転します。2人とも泳ぎ疲れお昼寝中。
実家の前面道路は車がやっと通れるくらいなのに、一方通行ではありません。さすが信号が全くない島。
]]>